ミキハウス

ピアノ発表会の靴

ピアノの発表会や演奏会の場合、靴は服と同じくらい大切なものがあります。
最近、ピアノの発表会にブーツや底の厚いスニーカーを履いてくるお子さんを良く見かけます。

本来、ピアノの発表会でブーツや底の厚いスニーカーを履くのはふさわしいとは言えません。それは、ピアノを演奏するのにペダルのコントロールが繊細にできなくなるからと、ブーツは正装ににはふさわしくないからです。
子供さんのブーツ姿は確かにかわいいですから、違った場面で履くのが良いと思います。

また、靴の底が硬すぎると、ペダルの感覚が掴みにくくなり、ヒールの大きさや高さもペダルのコントロールに大きく影響します。靴のつま先が長すぎてペダルが踏めないこともあります。他にも、かかと部分が細いピンヒールは、足が安定しないので避けた方が良いと思います。
また、ロングドレスを着ていいるからといって靴を何でも構わなく履いていても、歩いているときにドレスの裾をちょっと持ち上げただけで、靴が見えてしまいます。しかも、ロングドレスに慣れていないせいか、裾を必要以上にたくしあげる方が多いので、ご自分が思っている以上に靴が見えています。素敵なロングドレスを着ているのに、普段の靴と靴下が見えてしまうと台無しになってしまいますので注意して下さい。

年齢があがり曲の難易度が高くなるとブーツや底の厚いスニーカーではやはりペダルがふみにくくなってきます。
中、上級者になると自分からブーツや底の厚いスニーカーを選ぶことはなくなると思います。

ピアノの発表会で使う靴を買うときには、ためし履きで歩くだけでなく、ペダルを踏む確認もおすすめします。

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