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フォーマルのコサージュと種類

コサージュ (Corsage) は、女性がドレスや衣服に着ける花飾りのことをいいます。生花や紙・布製の造花、リボン、チュールでできて、慶事の服装を引き立たせるために肩・胸部・腰部などの胴部、手首に着用します。
コサージュは、フランス語の Corsage が語源で、コサージとも呼ばれます。

入園式・入学式、卒園式・卒業式のコサージュは付けるべきか、付けないべきかなど、どうしようかと悩んでいるママもたくさんいるようです。
入学式、卒業式、結婚式、披露宴、などのフォーマルシーンでは、コサージュを付けることをおすすめします。一つ華やかなコサージュをつければ、もっとお洒落になります。また、スーツ・ジャケットにつけるコサージュは、必ずしもスーツと同じ生地である必要はありません。

コサージュは、もともとフランスのもで、古くは花の種類、色合い、素材に細かいしきたりがありました。現在では季節感を大きく外さない限り、似合うものを好きにコーディネートしても大丈夫になってきています。最近はかわいくておしゃれなコサージュも沢山出ています。

まず、コサージュは大きく分けると、造花のコサージュと生花コサージュの2種類になります。

造花のコサージュは、昔からありましたが、現在はおしゃれ度も品質も昔以上にアップして、色々な種類のものがあります。このため、造花コサージュは現在ではとてもポピュラーになっています。
中でもシルクフラワー(別名アーティフィシャルフラワー、アートフラワーと言われるもの) は、見た目は生花のような感じ、あるいはそれ以上の華やかさと美しさの高品質な造花で、これで作ったコサージュをシルクフラワーコサージュといいます。最近注目を集めているお花コサージュです。素材はシルクではないのですが、本物と見間違えそうなくらい美しく雰囲気もあるため、このように命名されたようです。
本物と見違える位の精巧さから、結婚式の花嫁さんのヘッドピースやウェディングブーケとして使われている方も増えているそうです。

生花のコサージュ(本物の花のコサージュ)
生花コサージュには、本当の生のお花で作るものの他に、枯れない特殊加工したプリザーブドフラワーで作るコサージュもあります。
入園式や入学式、卒業式や謝恩会に生花コサージュを付ける場合は、プリザーブドフラワーのものがおすすめです。
生花のコサージュは、何といってもフレッシュです。生花のコサージュは、お花屋さんでお願い出来る事が多いです。生花のコサージュの価格目安としては、一つ1,500円位からと意外に安いです。
そして、生花コサージュも、基本的には花嫁さんのブーケと同じワイヤリング手法で作られます。涼しい春ならば、使った後も数日は小さなアレンジとして楽しめます。

プリザーブドフラワーで作ったコサージュは、生花に劣らぬフレッシュ感でありながら、思い出とともに 長く残しておける所が良いところです。使った後、生花以上に長い間、素敵なアレンジメントとして楽しめます。

フォーマル向けのコサージュを紹介
入園式や入学式、卒園・卒業式のフォーマル向けに使うとおすすめなコサージュは、オーガンジーのコサージュです。繊細で透け感があります。また、シルク素材のオーガンジーは、よりきめ細やかで繊細で、しかも軽くて付けやすいです。オーガンジーのコサージュは、フォーマルなお店では必ず置いてあるコサージュです。大きめなものから、小ぶりなものまで色々と種類があります。
他にも、チュール素材を重ね合わせて作ったコサージュも良く合います。ふんわりとして落ち着いた中間色のものも多く、服に合わせやすく使いやすいのがおすすめできます。
他にも、コサージュには服地と同じで、レース、サテン、ツイード、シャンタン、ベルベット生地のものや、スパンコールが付いたコサージュもあります。スパンコールは、あまりキラキラ光り過ぎないものをおすすめします。

スパンコールやパール、クリスタルといったビジューを使ったビジューコサージュは、フォーマル感たっぷりでおしゃれなコサージュです。いわゆる「お花」コサージュを付けたくないという方はビジューコサージュをおすすめします。

フォーマル向きでないコサージュ
コットンや麻素材のコサージュは、カジュアルな印象なので、原則として フォーマル向きのコサージュではありません。皮革素材のコサージュも、一般的にはフォーマル向きではありません。
ベルベット生地のものは秋冬の素材なので、卒業式・卒園式には大丈夫ですが、入園・入学式には向いていません。

ビーズ・パールなどのビジュー(bijoux)コサージュ
パールやスワロフスキークリスタル等のビジューも併用して、コサージュというよりブローチ・ピンのようなデザイン性のあるコサージュ。入園・入学式や卒園・卒業式のような昼間のフォーマル(しかも学校行事)は、光るものは良くないと思われがちですが、キラキラもポイント的に使われたものなら大丈夫です。

最近のコサージュはかなりおしゃれで、デザインも多様化してきています。ファッションの感覚も時代と共に変化してきていますので、この素材だからダメということは、一概には言えなくなってきてもいます。ものによっては大丈夫と思えるコサージュもあります。

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